サービス

英国との連携を検討する日本の中小企業・スタートアップの支援

サービスの概要

ENxLINKは、日本の中小企業・スタートアップが英国の企業、技術、研究エコシステムと連携するための、伴走型・実行重視の支援サービスです。英国を単なる「販売先」として捉えるのではなく、技術やケイパビリティ、発想や人材との接点を獲得する場として位置づけ、実際に動きながら判断できる状態をつくることを目的としています。

ENxLINKは、助言や調査に留まらず、日本企業の外部実行パートナーとしてチームに伴走します。探索、対話、検証を通じて現実的な選択肢を見極め、状況に応じて方向性を調整しながら、連携の可能性を具体化していきます。

本サービスは、明確な答えや成果を最初から前提とするものではありません。不確実性の高い初期段階において、進捗を止めることなく検討を前に進め、実際の接点に基づいた判断を行うための支援として設計されています。

伴走型実行モデル(How We Work)

英国との連携は、事前調査や一度きりの紹介だけで成立するものではありません。前提や仮説を検証しながら対話を重ね、状況の変化に応じて優先順位を見直していく、継続的な関与が必要になります。

ENxLINKは、このような前提のもと、伴走型の実行モデルで支援を行います。戦略や提言だけで終わることはなく、連絡先を渡して役割を終えることもありません。実際のやり取りや検討が進み、判断に必要な材料と方向性が明確になるところまで関与します。

日本の中小企業にとって、英国との連携初期は不確実性が高く、社内リソースだけで進めるには負担が大きくなりがちです。ENxLINKは、進捗を止めずに探索と検証を続けられる体制を整え、無理のない形で判断に至るプロセスを支援します。

なぜ英国なのか(Why UK)

英国は、市場規模の大きさという点では、米国や中国に比べて必ずしも魅力的な市場とは言い切れません。しかし、日本の中小企業が英国に注目すべき理由は、市場規模ではなく、技術的な厚みと発想の層の厚さにあります。

英国は、AI、ソフトウェア、フィンテック、データサイエンスなどの分野において、基礎研究から実装までの距離が近い環境を持っています。未完成な技術や仮説を外部と議論しながら磨き上げていく文化が根付いており、特定の産業や用途に閉じない汎用的な技術や考え方が生まれやすい点が特徴です。

また、数学や理論研究を背景とした問題解決型のR&Dが強く、既存の枠組みにとらわれずに課題を分解し、別の切り口から解決策を構築する姿勢が見られます。これは、用途や事業モデルの転換を検討する日本の中小企業にとって、有効な刺激となり得ます。

英国は、ゲーム、デザイン、音楽、映像などのクリエイティブ産業において国際的な競争力を持っています。日本のアニメ、コンテンツ、キャラクター、IPと、英国のクリエイティブ技術や表現は相互補完的であり、日英連携における有力な分野の一つです。ENxLINKは、こうした創造的分野での協業可能性も視野に入れ、現実的な検討と対話を支援します。

日本の中小企業にとって英国は、自社技術を売り込む場である以前に、不足している技術・能力・視点を補完するための連携エコシステムです。ENxLINKは、英国をそのような場として捉え、実際の対話と検証を通じて、連携の可能性を現実的に見極めていく支援を行います。

ENxLINKの支援領域

ENxLINKは、日本の中小企業・スタートアップに対して、以下の二つの側面を同時に扱います。

英国の技術・ケイパビリティ獲得

  • 英国企業・スタートアップ・研究機関の探索
  • 技術・能力・強みの評価
  • 自社課題との適合性の検討
  • 開発委託、共同開発、技術連携の可能性検証 and stakeholders in Japan

英国企業との関係構築・検証

  • 情報収集に留まらない実際の対話(ダイレクトコンタクト)
  • 技術・課題を軸にしたミーティング設計
  • 英国側の関心・制約・期待の把握
  • 継続可否の判断材料の整理

ENxLINKの進め方

ENxLINKの支援は、目的に応じて柔軟に設計される、構造化されたプロセスに基づいて進められます。

  1. 初期ヒアリング
    英国との連携に関する背景、技術、関心、意図を整理します。
  2. 強みと課題の整理
    自社が提供できるものと、前に進むために不足している要素を明確にします。
  3. ギャップの明確化
    目標を、技術・能力・パートナーといった具体的な検討テーマに落とし込みます。
  4. 探索・リサーチ
    英国企業、スタートアップ、研究機関、関連エコシステムを対象に探索を行います。
  5. 対話と接点づくり
    英国側との初期的な対話を設計し、実際の関心や反応を確認します。
  6. 伴走による進行
    対話や探索の結果に応じて、進め方を調整しながら関与を継続します。
  7. 判断と次の一手
    進める、方向を変える、立ち止まるといった判断を支援します。

プロジェクト管理の考え方

アジャイル型リテイナーモデル

ENxLINKの支援は、不確実性の高い探索・検証フェーズに適した、アジャイル型のプロジェクト管理で行います。これは、「スプリント」という短い周期の工程を繰り返すことにより、状況の変化に柔軟に対応ができるプロジェクト・マネジメントの手法です。ENxLINKの通常の支援は3か月を基本単位とし、その間に2週間のスプリントを6回繰り返します。

スプリント・サイクル

  • スプリント計画 (Sprint Planning)
    各スプリント開始時に優先順位を合意し、今後2週間で取り組む内容を明確に定義します。
  • スプリント実行 (Sprint Execution)
    日英の関係者と直接連携し、合意された活動を実施、推進します。
  • スプリントレビューと次回スプリント計画
    各スプリント終了時に、進捗・知見・成果を共同でレビュー。得られた成果と知見に基づき優先順位を調整し、次回スプリントを計画します。

    ENxLINKが対象とする企業像

    ENxLINKは、以下のような日本の中小企業およびスタートアップを主な対象として設計されています。

    • 自社の技術を保有している(製品やサービス事業の開始有無は問いません)
    • 自社技術をどの応用領域に展開すべきかが明確でない
    • 事業化にあたり、不足している技術や能力が認識できている
    • 国境を越えた実行を担う社内リソースに余裕がない

    ENxLINKは、こうした企業が机上の検討に留まることなく、実際に動きながら検証し、判断できる状態をつくることを目的としています。

    まずは対話から始めましょう

    ENxLINKの支援は、現状や関心を共有する対話から始まります。

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